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共同通信
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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故は11日、2011年の発生から13年となった。地震発生時刻の午後2時46分、被災各地で遺族らが一斉に手を合わせ黙とう。人口減少や震災を知らない世代への継承といった課題に直面する中、復興の誓いを新たにした。
宮城県南三陸町の復興祈念公園では、発生時刻になると、集まった人々が海や防災対策庁舎に向かって静かに手を合わせた。
福島市では福島県主催の追悼式が開かれ、岸田文雄首相が出席。「震災の教訓を風化させることなく、能登半島地震をはじめとする自然災害への対応に生かす」と述べた。