インビザラインは、米国でも人気のマウスピース矯正。このコラムでは、30代女性が約1年間掛けて行うインビザライン矯正を、レポート形式でお届けします。
前回、プロペルという歯茎に穴を開ける施術についてお話ししました。それから約2カ月経ちますが、傷は残らず痛みも全くありません。アライナーも、交換した初日は大抵少しきつく感じるのですが、プロペルの施術をしてからはきつさが和らいだように感じます。
インビザラインを始めて半年、以前と比べてだいぶ前歯が気にならなくなりました。インビザラインを始めるきっかけとなった一番の気になるポイントが前歯だったので、変化していることを実際に見ることができてうれしく感じています。
下の歯はまだ少し引っ込んでいるのが気になりますが、以前と比べると格段に違うと思います。
歯並びは改善されてきたのですが、アライナーを毎日付けていると、どうしても歯の黄ばみが気になってきました。古山ジーン先生に相談したところ、インビザライン用のホワイトニングがあると教えてくれました。このホワイトニングはとても簡単で、普段使用しているアライナーに液体を流し込み、あとはいつも通り就寝するだけです。2〜3回の使用で違いが分かるようになります。以前まで、ストリップタイプの市販のホワイトニングを使用していましたが、歯がしみるような刺激が強く、しばらくやめていました。今回使用した注射器タイプのものは、歯にしみにくく、また専用の歯磨き粉を同時に使用することで歯が過敏に反応するのを防ぐことができます。
現在、アライナーは24段階あるうちの14段階目になります。半分以上の期間を終了しました。あと10回交換するだけと考えると、時間が経つのが本当に早いなと感じています。これから新年会などで食事に出掛けることも増え、アライナーをこまめに外す機会が多くなると思いますが、きちんと歯磨き、フロスを心掛けて最後まで頑張っていきたいと思います。新しい年が始まりましたが、2016年を振り返って、私にとってインビザラインに挑戦したことは、一番良かった決断だったと思います。
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