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共同通信
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徳島市の内藤佐和子市長(39)は13日、徳島市役所で記者会見し、任期満了に伴う4月7日投開票の市長選への不出馬を正式表明した。自身への批判を念頭に「批判合戦で選挙が進んでいる」と指摘。自らが身を引くことで「本当の意味での、課題の本質を捉えてもらう選挙にしたい」と話した。
内藤市長は政策ではなく、容姿や声への中傷もあったとした。不出馬を決断したのは12日という。記者会見に先立ち、自身のX(旧ツイッター)にも投稿し「市長としての職務を全うしながら、厳しい選挙戦を戦い抜く体力はないと判断した」と説明した。
内藤氏は現在1期目で、2020年の初当選時は歴代最年少の女性市長だった。