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共同通信
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【ワシントン共同】米運輸省は、31日から中国の航空会社による米国往復便を現在の週35便から50便に増便することを許可した。米欧メディアが報じた。2023年8月まで週12便だった往来は段階的に拡大しているが、20年の新型コロナウイルス禍前の週150便超と比べるとなお3割程度の水準にとどまっているという。
運輸省は「夏の旅行シーズンに向けた正常化への重要な一歩だ」と説明している。米中間の往来を巡っては、レモンド米商務長官が23年夏に訪中した際に観光促進などで合意。米国は23年11月には週35便への拡大を認めていた。