Published by
共同通信
共同通信
【北京共同】米ブルームバーグ通信は13日、中国不動産大手の碧桂園が12日に期限を迎えた人民元建て債券の9600万元(約20億円)相当の利払いをできなかったと報じた。元建て債券では初めて30営業日の支払い猶予期間に入ることになり、経営の先行きへの不透明感が強まっている。
碧桂園は昨年10月にドル建て債の利払いを期限までにできなかったが、これまで元建て債券は未払いを回避してきた。
同社を巡っては今年2月、債権者が法的整理に当たる「清算」を香港高等法院(高裁)に申し立てた。販売低迷も続いており、経営環境は厳しい。