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共同通信
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14日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。下げ幅は一時300円に迫った。前日の米国市場でハイテク株の値動きが軟調だった流れを引き継ぎ、平均株価への影響が大きい半導体関連株が下落した。
午前終値は前日終値比70円75銭安の3万8625円22銭。東証株価指数(TOPIX)は0.15ポイント高の2648.66。
平均株価の急上昇をけん引してきた東京エレクトロンなどの半導体関連株を中心に、朝方から売り注文が優勢だった。
前日は今春闘の集中回答日で、高水準の賃上げ回答が相次いだ。これを受け、市場では日銀の金融政策の修正スピードが速まるとの警戒感が強まった。