12日付のメトロ・ニューヨークによると、ブルックリン区で13日、低・中所得世帯向け住宅開発計画、パシフィック・パーク・ブルックリンの6番街38番地への抽選受付が始まった。
バークレイズセンターの隣に立つ23階建ての低価格賃貸住宅303戸のうち198戸が、年間収入が同地域における平均収入の101~165%で17万3415ドル(約2千万円)以下の世帯に、また105戸が30~100%で最低2万126ドル(約230万円)以下の世帯に貸し出される。
スタジオ22戸、1ベッドルーム131戸、2ベッドルーム90戸、3ベッドルーム16戸を備え、スタジオの家賃が月額最低532ドル(約6万1千円)から、また3ベッドルームの家賃が最高3695ドル(約42万3千円)までと、幅広く設定されている。住宅の半数は、同区第2、3、6、8地区の住民、7%は障がい者からの応募が優先となる。
同ビルは、地下鉄アトランティック・アベニュー/バークレイズセンター駅に近く、フィットネスセンターやプレイルーム、屋上テラス、ペット美容室、地下駐車場などを併設してるほか、全階に洗濯室もある。
同計画の別のビル、ディーン・ストリート461番地の181戸には8万4千世帯が応募し、今回も“狭き門”になること必至だ。