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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は15日、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東部・南部4州で実施されているロシア大統領選を協議する緊急公開会合を開いた。会合に先立ち、ウクライナ、日本、米国など56カ国と欧州連合(EU)は「非合法な大統領選の実施を最も強い言葉で非難する」とした共同声明を発表した。
ニューヨークの国連本部で、賛同国の代表らと並んだウクライナのキスリツァ国連大使が声明を読み上げた。一方的にロシアが併合した地域は「ウクライナの領土だ」と指摘。「選挙は何の効力もない」と述べ、ロシアに即時撤退を求めた。