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共同通信
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【キーウ共同】ロシアの侵攻が続くウクライナでは、プーチン大統領の当選が確実視されていたロシア大統領選は「茶番」(ウクライナ外務省)と一蹴され、関心は低かった。ロシアの占領下にあるウクライナ東部・南部4州や南部クリミア半島で強行された選挙は「違法で無効」との立場で、選挙結果の不当性を訴えている。
ロシア西部やウクライナ国内のロシア占領地では17日の投票最終日にかけて攻撃が相次いだが、ウクライナ側による選挙妨害かどうかは不明だ。ウクライナ外務省はロシアが危機をあおる「挑発活動」を行う可能性があるとして、占領地の住民に対し、人混みを避けるよう呼びかけていた。