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共同通信
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能登半島地震からの復興を応援しようと、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が18日、石川県輪島市や珠洲市など被災地上空を飛行した。現地は倒壊した住宅や火災の焼け跡など傷痕が残る。住民は空を見上げ、力強くかける姿に励まされていた。
避難所になっている輪島市立輪島中の上空には午後1時15分ごろ、隊列を組んだ6機が白いスモークを出しながら登場。一目見ようとグラウンドに集まった避難者が歓声を上げ、「ありがとう」と手を振った。
輪島中で避難生活を続ける小谷まゆみさん(67)は「自分たちのためにやってくれることが心に染み、温かい気持ちになった」と喜んだ。