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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ロシアのプーチン大統領が国民の安全確保のためウクライナ領内に「安全地帯」を設ける必要性に言及したことを受け、主権侵害だと指摘し「戦争の拡大を意味する宣言だ」と反発した。ロイター通信が18日伝えた。
17日開票の大統領選で勝利したプーチン氏は記者会見で、ウクライナ側によるロシアへの越境攻撃を回避するためウクライナ東部ハリコフ州を併合するかどうか問われ「ウクライナの政権の支配下にある領土」に安全地帯を設ける必要性に触れた。
ポドリャク氏はロイターに「ハリコフはウクライナだ。グレーゾーンにはならない」と強調した。