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共同通信
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【ワシントン共同】米首都ワシントンの春の風物詩、ポトマック川沿いの桜が見頃を迎え、晴天に恵まれた18日、大勢の花見客が楽しんだ。米メディアによると、水面上昇に伴う護岸工事のため一部の木が5月以降に取り除かれる。枯れかけながらも力強く花を咲かせ「スタンピー(切り株)」の愛称で親しまれた木も含まれ、多くの人が最後の満開を写真に収めた。
1912年に当時の東京市が桜の苗木約3千本をワシントンに贈り、ポトマック川沿いに植えられた。桜の名所として知られ、日米友好の象徴になっている。国立公園局によると、今年は暖冬の影響で満開となる時期が記録的に早く、17日にピークを迎えた。