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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は19日、ウクライナ侵攻を受け欧州で凍結されたロシア中央銀行の資産から得た収益をウクライナの軍事支援に充てる計画を巡り、得られる収益が年間30億ユーロ(4800億円)に上るとの見通しを示した。ブリュッセルで一部メディアの取材に応じた。
ボレル氏は収益の9割を、ウクライナなどへの軍事支援に使われるEU基金「欧州平和ファシリティ」で活用し、残りの1割はEU予算を通じてウクライナの防衛産業支援に回すことを加盟国に提案する考えを示した。