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共同通信
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【ワシントン共同】米下院軍事委員会は20日、インド太平洋地域の米軍の態勢に関する公聴会を開いた。インド太平洋軍のアキリーノ司令官は、有事に米軍艦艇を日本で修繕できれば「抑止力を発揮できる」と期待を示した。日米両政府は日本企業が米艦艇の大規模補修に従事できるようにする方向で調整している。
アキリーノ氏は「紛争中に艦艇を修繕のため米国に送り返すことはしたくない」と主張。保守整備や戦力維持のための選択肢は多い方が良いと強調した。
台湾を巡り、中国が攻撃的な姿勢を強めていると指摘。周辺に艦船や軍用機を展開し「台湾を降伏させるためにあらゆる手段を取っている」と分析した。