Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】11月の米大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領が集会で、2021年の議会襲撃事件で有罪となり服役している支持者を「愛国者だ」とたたえ、敬礼したことが物議を醸している。自身も起訴された議会襲撃事件の史実を都合よく書き換えようとする試みだとして、AP通信は20日までに批判的に報じた。
中西部オハイオ州で16日に開いた集会で「議会襲撃でひどく不当に扱われた人質のためにご起立ください」とナレーションが流れ、「米国を再び偉大に」というスローガンの頭文字「MAGA」と書かれた赤い帽子をかぶったトランプ氏は右手で敬礼した。