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共同通信
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【ワシントン共同】ハリス米副大統領は24日放送のABCテレビのインタビューで、イスラエル軍が計画しているパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの地上侵攻について、強行すればただでは済まないとの考えを示し、踏みとどまるよう要求した。「大きな間違いだ」と訴え、米政府がイスラエルに対して何らかの対応を取る可能性を「排除しない」と警告した。
侵攻すれば、ラファで暮らす約150万人の避難民らは「どこにも逃げる場所がない」とし、民間人被害が拡大するとの危機感も表明した。
国際社会で侵攻断念を求める声が強まっており、イスラエルの後ろ盾となってきたバイデン大統領も「越えてはならない一線だ」としている。