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共同通信
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26日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。前日終値からの下げ幅は一時100円を超えた。前日の米国株安を嫌気した売り注文が膨らんだ。一方、外国為替市場の円安基調を支えに、機械や電機など輸出関連株は買われ、売り買いが交錯する場面もあった。
午前終値は前日終値比49円72銭安の4万0364円40銭。東証株価指数(TOPIX)は3.58ポイント高の2781.22。
最近の高値への警戒感を背景に、当面の利益を確定させるための売りも幅広い銘柄で広がった。一方で、市場への影響が大きい半導体関連株は買われて相場を押し上げ、一時は方向感を欠く展開となった。