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共同通信
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栃木県那須町の「那須サファリパーク」で2022年に飼育員3人がトラに襲われ負傷した事故で、大田原区検は26日、業務上過失傷害の罪で別の元飼育員男性(26)を略式起訴した。男性支配人(49)や飼育員ら計5人は不起訴とされた。また区検は労働安全衛生法違反罪で園を運営する「東北サファリーパーク」(福島県二本松市)と、支配人を略式起訴した。
起訴状によると、元飼育員は22年1月4日午後、ベンガルトラ「ボルタ」を獣舎に移さず通路に残して終業。翌朝、トラを移動させるため柵を開け通路に入ろうとした飼育員1人と救助しようとした飼育員2人が襲われ、前腕切断などのけがを負ったとしている。