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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナメディアは25日、同日の首都キーウ(キエフ)への攻撃にロシア軍が極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」2発を使用したとの見方を伝えた。マッハ9(音速の9倍)の速度で千キロ以上先の標的を攻撃可能とされる同ミサイルによる攻撃は確認されれば2月以来、2度目とみられる。
攻撃では市中心部が狙われ、10人が負傷した。住民からは「警報が鳴った直後に爆発音がし、避難する時間がなかった」との証言も出ている。
ゼレンスキー大統領は25日、X(旧ツイッター)への投稿で「命を救うためにはさらなる防空システムが必要だ」と国際社会に支援を訴えた。