文春側「行為強要は事実」

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共同通信
松本人志さん

 複数の女性に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で名誉を毀損されたとして、人気お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(60)が、発行元の文芸春秋と、週刊文春編集長に5億5千万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、東京地裁であり、文春側は「複数の女性が受けた同意のない性的行為は事実」などとして、請求棄却を求めた。松本さんは出廷しなかった。

 週刊文春は昨年末、松本さんが2015年に複数の女性に対し、東京都内で飲食後にホテルで、同意がないのに性的行為を強要したなどと報じた。