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共同通信
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武見敬三厚生労働相は29日の記者会見で、小林製薬の「紅こうじ」サプリメントを巡る健康被害に関し、一般消費者や事業者の問い合わせに対応するコールセンターの設置準備を進めていると明らかにした。「国民の不安を払拭する」として関係省庁と連携していく考えを示した。
消費者庁など他省庁との共同作業を円滑にするための連携室も省内に設けた。厚労省は、国立医薬品食品衛生研究所で原因物質の検証などを進める方針で、武見氏は「早期の原因究明に取り組みたい」とした。
武見氏は回収対象となっている「紅麹コレステヘルプ」は28日時点で4350個回収され、回収率は約0.4%との報告を受けたと明らかにした。