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共同通信
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名古屋市の中古車販売大手グッドスピードは29日、不適切な会計処理の発覚で遅れていた2023年9月期連結決算を発表した。不適切会計や不採算店舗の資産を減損処理した影響などで純損益は35億円の赤字となり、23年9月末時点で6億円の債務超過に陥った。公表済みの21年9月期や22年9月期などの連結決算もさかのぼって訂正した。
21年9月期と22年9月期、23年9月期の有価証券報告書に関し、監査法人の意見表明がないまま東海財務局に提出したことも発表した。監査法人は十分かつ適正な監査証拠を入手できなかったと説明しており、グッドスピードは「不表明に至った事由を受け止め、適切に対処する」とした。