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共同通信
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【ワシントン共同】米イスラエル両政府高官は1日、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの侵攻計画を巡り、戦略協議をテレビ電話方式で実施した。米側は、多数の避難民が密集するラファでの大規模作戦は民間人被害を拡大するとして改めて懸念を伝達。イスラエルは米側の懸念に配慮し、協議継続を約束した。両政府が共同声明で明らかにした。
米側はブリンケン国務長官とサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、イスラエル側はデルメル戦略問題相とハネグビ国家安全保障顧問らがそれぞれ参加した。
共同声明によると、両国はラファにいるハマス打倒という目標を共有、専門家による協議継続で合意した。