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共同通信
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岸田文雄首相は3日、ロシアによる侵攻が続くウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、支援継続を伝達した。ウクライナ支援は10日に米ワシントンで実施する日米首脳会談の議題の一つで、訪米前にウクライナ側の要望を改めて確認する狙いがある。
両氏の電話会談は昨年11月以来で、約30分間行われた。首相は、今年2月に東京で開いた「日ウクライナ経済復興推進会議」に触れ「日本がウクライナと共にあるという姿勢は揺るがない。会議の成果を着実に実施したい」と述べた。
ゼレンスキー氏はこれまでの日本の支援に謝意を示した上で、ウクライナの現状を説明。両氏は引き続き緊密に連携する方針を申し合わせた。