Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】キャンベル米国務副長官は3日、ワシントンで10日に会談する岸田文雄首相とバイデン大統領が、日米による防衛装備品の共同開発や生産で、より緊密な協力を可能にする「初の措置」で合意する見通しだと述べた。両政府は、互いの防衛産業基盤の強化を図りたい考え。
キャンベル氏はワシントンのシンクタンクでのイベントで講演し、日米同盟の深化へ歴史的な機会になると指摘。「両国関係が根本的に新しい段階に入り、双方に新たな能力と責任をもたらすことになる」と強調した。
首脳会談では自衛隊と米軍の円滑な連携に向けた在日米軍司令部(東京・横田基地)の機能強化なども議題となる。