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共同通信
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日本自動車輸入組合が4日発表した2023年度の新車輸入販売台数によると、外国メーカーの電気自動車(EV)は前年度比44.6%増の2万3807台だった。輸入組合によると、23年の暦年に続き年度ベースでも初めて2万台を超えた。EVの新モデルを積極的に投入する海外勢が存在感を高めている。
外国メーカーの輸入車全体に占めるEVの比率は3ポイント上昇の9.7%。米大手テスラのほか、ドイツ自動車大手メルセデス・ベンツやBMW、中国比亜迪(BYD)などがけん引した。
輸入組合の担当者は「国産メーカーが手がけるEVのモデル数も徐々に増えているが、海外メーカーの勢いが目立つ」と指摘した。