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共同通信
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【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比422.16ドル安の3万8461.51ドルで取引を終えた。朝方発表された米消費者物価指数の結果を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ開始観測が後退し、売り注文が膨らんだ。
前日終値からの下げ幅は一時580ドル弱に達した。米長期金利の上昇も投資家心理を冷やした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、136.28ポイント安の1万6170.36。
個別銘柄では、住宅用品販売のホーム・デポ、半導体のインテルの下落が目立った。小売りのウォルマートは買われた。