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共同通信
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【ニューヨーク共同】米南部フロリダ州の連邦地裁は13日までに、キューバのスパイとして40年以上活動していたとして、外国の工作員として活動した罪に問われた元米外交官マヌエル・ロチャ被告(73)に禁錮15年を言い渡した。被告は2000~02年に駐ボリビア大使を務めた。米メディアが報じた。
判事は12日の公判で「何度も国を裏切った」と指摘した。司法省は声明で「40年以上にわたる裏切りと欺きに終止符が打たれた」と強調した。
被告は昨年12月に起訴され、今年2月の裁判で罪を認めていた。コロンビア出身で米国籍を取得し、1981年から米国務省で勤務。キューバの情報機関などと接触を重ねたとされる。