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共同通信
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【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)のタイ代表は16日、米議会下院の公聴会で証言し、鉄鋼や太陽光パネルなどの過剰生産が問題視されている中国に対し、新たな関税を含む通商手段で対抗することも選択肢だと示唆した。
相手国の不公正貿易に対する一方的な制裁を認めた米通商法301条に基づく新たな措置や、従来の制裁関税を見直す用意があるとし「中国に立ち向かう」と述べた。
タイ氏は中国が非市場的な政策により「米国の産業や労働者に壊滅的な打撃を与えてきた」と非難。中国やロシアを念頭に「供給網で重大な影響力を持つ国々が、気に入らない政策に経済的威圧をかけていることを強く懸念している」と述べた。