みんなで考える学校の未来 ニュージャージー日本人学校 

 

みんなで考える学校の未来 
ニュージャージー日本人学校 

児童総会での様子

 

ニュージャージー日本人学校(櫻井幹也校長)では、4月24日、前期児童生徒総会が行われた。会の冒頭、生徒会役員から今年度の年間テーマ、「常笑夢配~Make a smile Make a dream〜」が発表された。このテーマは、“常に笑顔で生活できるよう日々を大切にし、夢をお互い与え合えるようになる”を意味し、子供たちの学校生活における大切な年間共通テーマとなる。

続いて、そのテーマを受け初等部委員会からは、レクリエーションの時間や昼の放送等を通じて“毎日が楽しく、明日も通いたくなるような学校生活づくり”を目指した具体案が次々と発表された。組織改編をした中等部からは、学力向上、安全安心、学校のけん引役等に向けた魅力ある新鮮な活動内容の提案が続いた。会の進行を中等部議長が務める中、初等部からも積極的な質問が続き、より良いニュージャージー日本人学校づくりへの関心の高さを示していた。また議案書はペーパーレス化され、モニターや各自のデバイスで対応している。途中低学年児童もオブザーバーとして参加し、お兄さん・お姉さんたちの活発なやり取りをじっくり観察していた。

新年度が始まりわずか2週間という短い時間の中で、役員選挙、各委員会の組織編成・活動目標設定・内容検討、その後の議案書づくりから総会実施までを成しえた背景には、充実した学校生活への関心の高さを示すと同時に、本校の特色である少人数や縦割り活動の成果が伺える。真剣に議論をする様子には、互いを尊重し、アイディアを出し合いながら自らの手で新たな未来を切り開こうとする強い意気込みが感じられる前期児童生徒総会であった。

(記事、写真提供:ニュージャージー日本人学校

 

議案書はペーパーレス化され、モニターや各自のデバイスで対応

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