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共同通信
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【シンガポール共同】シンガポールで15日、20年ぶりに首相が交代し、ローレンス・ウォン副首相兼財務相が4代目首相に就く。シンガポールは米中との等距離外交を基本方針としてきた。ただリー・シェンロン現首相の任期20年間で中国の国力は増大。華人が多数派の国家であり、ウォン氏は内政への影響を警戒しながら政権運営に当たることになりそうだ。
軍が共同演習をするなど建国以来、特別な関係の台湾との「チャンネルは細った」(関係筋)。04年、リー氏は首相就任直前に台湾を訪問したが、今回ウォン氏は見送るとみられる。
一方、米軍の存在がシンガポールの安定と繁栄を支えており、米国への配慮も欠かせない。