ニューヨークが首位、東京は3位
ミリオネアが多い都市ランキング
「世界一、大富豪(ミリオネア)が多い都市」のランキングで、ニューヨーク市がカリフォルニア州のベイエリアやロンドン、その他の裕福な都市を抑えて首位に立った。英国の投資コンサルティング会社ヘンリー・アンド・パートナーズが7日に発表した。同社が定義する「ミリオネア」とは、100万ドル以上の流動的な投資可能資産を持つ個人のことだ。
ニューヨーク市では、住民24人に1人に相当する約3万5千人がミリオネアだ。少なくとも1億ドル以上の投資可能資産を持つ富裕層が744人、10憶ドル以上の投資可能資産を持つ富裕層が60人おり、市民の総資産は3兆ドルを超える。ニューヨーク市に次いだのは、カリフォルニア州のベイエリアで、30万5700人。3位は東京、4位はシンガポールだった。ロンドンのミリオネアの割合は2013年から10%減少し、5位。ヨーロッパ本土で最も裕福な都市は、7位のパリだった。ドバイは中東で最も裕福な都市であり、過去10年間でミリオネアの人口が78%増加している。
裕福な外国人が、投資により市民権や居住権を取得できる「ゴールデン・ビザ・プログラム」によって富が増えた国もある。世界で最も裕福な都市のうちの7都市が、このような制度を導入している国だ。(8日、CBSニュース)