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共同通信
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阪神大震災の経験を生かし、能登半島地震の被災地でボランティア活動をした神戸市の6団体が現地での経験を市民らに伝える報告会が10日開かれた。メンバーらは避難生活に苦しむ被災者の声などを紹介し「神戸は痛みに共感し、被災地を忘れずにいられる。経験を押しつけるのではなく伴走したい」と話した。
1995年の阪神大震災を機に発足したNPO「北神戸田園ボランティアネット」は石川県輪島市などで炊き出しを実施。石田裕之副理事長(43)は「同じ境遇を知る神戸から来ただけで歓迎される。神戸という町はそういう役割がある」と語りかけた。