銃や弾倉、警官の制服など発見 ナンバープレート隠した車内から

 

銃や弾倉、警官の制服など発見
ナンバープレート隠した車内から 


 

車両から回収された武器/ニューヨーク市警察の公式X(@NYPDnews)=6月12日

 

クイーンズ・エルムハーストを管轄するニューヨーク市警(NYPD)第110分署の警官が12日早朝、ディトマーズ・ブルバードと86丁目で停車させた車の中から、グロック社の9ミリ口径拳銃1丁、フル装弾された弾倉9個の武器をはじめ、重厚な防弾チョッキや手錠、NYPDの制服などを発見、押収した。同署では連日、銃やナイフ、その他の武器関連の逮捕者が出ており、今回押収された弾薬やNYPD警官の装備品などの量は相当な規模だという。

110分署の巡査部長と公安チームの警官3人は同日午前1時半ごろ、ナンバープレートが黒く塗りつぶされた黒のフォード・エクスプローラーを停車させた。他に見つかったのは、複数のナイフ、先端に重りが付いた鞭、拡張可能な警棒、市交通局員のベスト、アナーキズム支持者が好んで使う、火薬陰謀事件犯ガイ・フォークスのマスク、バーナー、鉈(なた)。外国語で「何か悪いことをするつもりだ」と書かれたメモが見つかり、車を運転していたジャド・サンソン被告(29)を逮捕した。サンソン被告は、銃器および弾薬の不法所持で起訴され、ナンバープレート表示義務違反の罪にも問われている。逮捕場所から1ブロック離れたところで3日、ベネズエラ人移民がジャクソンハイツの115分署の警官2人を銃撃する事件が起きていた。(12日、QNS

 

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