北朝鮮が弾道ミサイル発射

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共同通信
北朝鮮国旗

 【ソウル共同】韓国軍は26日、北朝鮮が同日午前5時半ごろ(日本時間同)、平壌付近から日本海側に向けて弾道ミサイルを発射したと発表した。日本政府関係者によると、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下し、被害は確認されていない。韓国軍は、発射は失敗したと推定されるとの分析を示した。

 日米韓は新たな合同訓練「フリーダムエッジ」を近く実施する計画で、北朝鮮がけん制を狙った可能性がある。訓練に参加する米原子力空母セオドア・ルーズベルトが22日、韓国南部釜山に入港した。北朝鮮は24、25日に韓国側へ大量のごみ風船を飛ばした。

 岸田文雄首相は情報収集と分析に全力を挙げ、国民に的確な情報提供をすることや、航空機、船舶の安全確認を徹底するよう関係省庁に指示した。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射は、日米韓が短距離弾道ミサイルとみる超大型放射砲(多連装ロケット砲)18発を5月30日に一斉発射して以来。