7月6日【気になったニュース】
夏花火と選挙。
どちらも打ち上げ方???祭りのあと???
皆さん、一週間おつかれさまでした。木曜の独立記念日は、いかが過ごされましたか? 今年の花火は2013年以来のハドソン川側でしたが、いかがでしたか? 水曜に、マンハッタンから帰ってくる際にも花火が見えましたし、私の町では今日が花火で、先週末から連日のようにいたるところで花火があがっていることもあり、すっかりお祭り・夏休みモードですね。
独立記念日と言えば、「Nathan’s Hot Dog Eating Contest」ですかね。 今年はこれまで16回優勝のJoey Chestnutさんが、Impossible Foods(植物由来肉という意味でも。。。)と契約したために、大会に出られなかったので、少し不思議な光景でしたね。(ちなみに、Chestnutさんは、独立記念日にTexasでのイベントに出ており、Nathan’sのイベントの半分の5分で、ほぼ同じホットドッグを食べています。 出場禁止という点では、2001-2006年王者の小林尊さんも契約の関係で、2010年からこの大会に出なくなっていますし、なかなか複雑な大会のようです。その小林尊さんは、健康上の理由に、今年5月にフード・ファイターからの引退を発表していますが、そりゃ10分間に64.5個もホットドッグを食べて健康にいいわけがないですよね。。。)それにしても、女性部門で、日本人が優勝(須藤美貴さん。毎年のように優勝)と準優勝(えびまよさん)というのは、すごいですね。
そんなお祭りムードのなかでも、今週“熱かった”のは、アメリカ大統領選挙に向けた動きですかね。 先週の討論会での散々な出来により、バイデン大統領への撤退論が、メディアを中心に加速しています。(大統領としての“強さと認識力”に対する不安を要因に挙げていますが、なかなか日本で81歳の政治家に“認識力”不安を大きく報じることはないような。一方で、フランスでは、46歳からも若返りが求められているし。)月曜に最高裁が、2021年の議会襲撃事件をめぐって、大統領在任中の公務に対して刑事責任の免責特権適用を認めたこと(反対したSotomayor判事は、“king above the law”と表現していますね。)もあり、民主党を中心に、“民主主義を守るための選挙”という旗印のもと、この議論はしばらく続きそうな気がします。
今年は、60ヵ国以上、地球上の約半分の人口を占める国々で国政選挙が行われる”選挙の年”と言われており、これまでの結果を見ても、多くの国で政権与党が厳しい結果(イデオロギーに関係なく)を迎えており、現職で苦しいのはバイデン大統領だけではないのですが、大統領選挙にむけて、アメリカ国内の“分断”がさらに加速し、その分断が以前のAsian hate crimeのような形に繋がらないかは非常に気になります。
とは言え、まだ独立記念日Weekですので、来週にむけてリフレッシュですね。花火にBBQと、まだまだ余韻を楽しんでください。では皆さんよい週末をお過ごしください。
代表 武田 秀俊
今週の1枚
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