ニューヨーク市警察(NYPD)は20日、ブロンクス区で16日に行われた麻薬取り締まり捜査において、拳銃を所持していた十代の少年2人を逮捕し、弾薬入りの拳銃3丁を押収したことを発表した。
NYPDの捜査官らは同日午後、第46分署管轄内で麻薬事件に関連する捜査を進めていたところ、3人の少年が同区クレストン・アベニュー2241番地のビルの裏に続く路地に入って行き、そのうちの1人が腰に装着した45口径の拳銃を取り出し、ごみ袋の下に隠しているのを発見した。3人は路地から出て来たところを捜査官らに呼び止められ、拳銃を所持していた17歳の少年2人は抵抗せず身柄の拘束に従った。しかし15歳の少年は走って逃走し、拳銃2丁をベルトから取り外し捨てようとしているところを取り押さえられた。
捜査官らは、ごみ袋の下から実弾が込められたアメリカン・スタンダード・ファイヤーアーム社製の45口径拳銃を見付け、15歳の少年が所持していたオーストリアのグロック社製の40口径23型拳銃、また同社の38口径19型拳銃とともに合計3丁を押収した。
拳銃を所持していた少年のうち2人は逮捕され、銃器不法所持罪で逮捕、起訴された。