Published by
共同通信
共同通信
22日未明に起きた東海道新幹線保守用車の脱線による一部区間の運休は、休み明けの朝を直撃した。利用者は情報収集などに追われた。各駅は切符を変更したり駅員に問い合わせたりする人々で混雑した。
JR東京駅では改札付近で、スーツケースを持った家族連れが運転停止を知らせる案内板を見ながら、スマートフォンで情報収集していた。
東京都江東区の女性(72)は高齢の母の具合が悪く、兵庫県姫路市まで会いに行く予定だった。「半年ぶりで心待ちにしていた。早く行って元気な顔を見たい。明日にでも駆け付けたい」と心配そうに話した。