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共同通信
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【ニューヨーク共同】米有力紙ニューヨーク・タイムズ電子版は21日の社説で、バイデン大統領の大統領選撤退表明を「勇気ある選択」と称賛した。バイデン氏が精彩を欠いた6月下旬の討論会後、2度にわたって社説で撤退を要請していた。
社説は撤退で「トランプ前大統領の返り咲きという危険から、民主党が米国を救うチャンスを高めた」と期待を示した。その上で「バイデン氏は自分のプライドと野心より国益を優先した。トランプ氏が決してやらないことだ」と評価した。
ハリス副大統領が後継候補となることが「妥当な道筋だ」としながらも、民主党内の他の候補者と競い合った上で正式な大統領候補となるべきだと指摘した。