22日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、同紙主催の単語の綴り暗記大会が21日開催され、マンハッタン区のハンターカレッジ・ハイスクールに通う13歳の中学生が優勝したという。
優勝したジェニア・マルケーズさんは、昨年のチャンピオンで同じく13歳のスリンサ・マハンカリさんと1時間以上にわたり競い合ったが、マハンカリさんが「Ditokous」という単語につまずいた後、「Chorten」という単語の綴りで正解を出して優勝した。「ここまで来られるとは思っていなかったので、本当にうれしい」と話すマルケーズさんは20日に行われた第1ラウンドの優勝者、エラ・エスピリツさんとともに、5月にワシントンD.C.で開催される全米大会に出場する。
全米大会の予選でもあった同大会は、ニューヨーク市教育委員会の協力を得て2日間にわたり開催。75人の中高生が参加したという。正しい英語の使い方と単語の綴りを子どもたちに学ばせることを目的に始まった大会は、毎年開催されており、今年は市立図書館が会場だった。
授賞式で同紙のアーサー・ブラウン編集長は、「勝ちか負けかだけでなく、この大会に出場した全員を誇らしく思う」と話した。