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共同通信
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【ビエンチャン共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議が25日、議長国ラオスの首都ビエンチャンで開かれた。これを皮切りに、日米中ロの外相らも加わる一連の関連会議が27日まで続き、2国間会談も行われる。米中対立や南シナ海問題、ロシアと北朝鮮の軍事協力などを巡って激しい応酬が予想される。
米大統領選という国際情勢の転換局面を控え、ASEAN各国は米中との距離を再調整しつつある。地域での影響力拡大を図る大国は各国の取り込みを競い合う。ラオスのサルムサイ外相は会議冒頭で「国際的な難題に対処するため、ASEANは結束する必要がある」と呼びかけた。