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共同通信
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猛暑の災害に備え、エアコンがない避難所を開設、運営する訓練が27~28日の2日間、大阪府八尾市の小学校体育館であった。災害時に支援者になる自治体職員や医療従事者、研究者ら約70人が参加。夜になっても蒸し暑い環境で、段ボールベッドや床にマットを敷いて寝泊まりし、過酷な避難生活を体験した。
避難所・避難生活学会が主催し、大規模災害が発生した想定で実施。扇風機やスポットクーラーがあるだけで、室内気温が36度以上になる時間帯も。組み立て式の仮設シャワーを使い、食事はアルファ化米が提供された。就寝時間の午後11時でも30度を上回り、湿度も70%以上。寝苦しさを訴える参加者もいた。