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共同通信
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インドのジョージ駐日大使は12日、東京都内で共同通信の単独インタビューに応じた。20日にニューデリーで開かれる日本とインドの外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を前に、インド太平洋地域の安定と繁栄のためには両国が国連の場も活用しながら協力することが必要との認識を示した。
インドは日米豪との協力枠組み「クアッド」に加わる一方、ロシアとも良好な関係を維持。両陣営間でのインドの立ち位置は地域情勢への影響が大きく、日本はインドとの防衛、経済協力を強めたい考えだ。
1日にはインドを訪問していた額賀福志郎衆院議長がモディ首相と面会し、両国の人材交流の推進を申し合わせた。ジョージ氏は、今後数年間で5万人のインド人技術者らを日本に招致するとの取り組みを歓迎したいと語り、実現に期待感を表明した。
日印関係は2014年に「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」に格上げされ、今年で10年の節目。年内と見込まれるモディ氏の来日については、外交日程を見ながら調整中とした。