キアヌ・リーブス「ゴドーを待ちながら」
来年秋、ブロードウェイデビュー
俳優のキアヌ・リーブスが来年秋、ジェイミー・ロイド演出の「ゴドーを待ちながら(Waiting for Godot)」でブロードウェイデビューを果たす。会場は、ATGシアターだ。1989年のSFコメディ「ビルとテッドのエクセレント・アドベンチャー!」で共演した、実生活でも友人であるアレックス・ウィンターも出演する。プロダクションの詳細やその他の出演者はまだ発表されていない。ピープル誌によると、リーブスはエストラゴン役を、ウィンターはウラジミール役を演じる。
サミュエル・ベケットによる原作は1948~49年にかけてフランス語で書かれ、53年にパリで世界初演された。英語版は55年にロンドンで上演され、同年に全米ツアーが行われた。ブロードウェイでのデビューは56年で、ジョン・ゴールデン・シアターで上演された。それ以来、同作品は何度も再演されている。
今秋、ニューヨークの演劇シーンでは多くのセレブが出演し注目が集まっている。アダム・ドライバーがオフ・ブロードウェイの「ホールド・オン・トゥ・ミー・ダーリング(Hold on to me Darling)」でカントリーミュージックのアイコンを演じ、アダム・ランバートとアウリィ・クラブァーリョがブロードウェイの「キャバレエ(Cabaret)」の新しいスターとなり、ニック・ジョナスは14週間上演される「ザ・ラスト・ファイブ・イヤーズ(The Last Five Years)」に出演する(2日、タイムアウト)