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共同通信
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2025年大阪・関西万博で政府が出展するパビリオン「日本館」の建設費の契約額が約143億9千万円となったことが14日、国土交通省への取材で分かった。当初の約76億8千万円に、内装などの一部工事費を追加した。人件費や資材高騰の影響も受けたが、設計変更などでコスト低減を図り、建設から解体までの総費用は従来予定していた最大360億円を超えないようにする。
発注元の国交省近畿地方整備局によると、展示内容の確定に伴い、今月7日に契約額を確定した。コスト削減のため、鉄骨3階建ての計画から2階建てに変更。構造の簡素化や空調の見直しも進め、増額分を抑えた。
日本館は25年2月末に完成予定。