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共同通信
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徳島県の後藤田正純知事は16日の記者会見で、南海トラフ地震臨時情報が発表される中、開催された徳島市の阿波おどりについて、避難誘導などの対応に「課題ある場所が散見された。県としても、市の担当者を含め検証したい」と指摘した。
後藤田氏は会場を自ら訪れ「観客目線で状況を見た」と説明。避難誘導する係は訓練されているかなどを確認したといい、一部演舞場の観客席の狭さや避難通路の動線を問題視した。
フェイスブックへの投稿では課題のある場所として、今年5年ぶりに設けられた有料演舞場「紺屋町演舞場」を挙げていた。県道に設置するため、県が徳島市などでつくる阿波おどり実行委員会に占用許可を出した。