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共同通信
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台風7号の関東への最接近から一夜明けた17日、JR東海は東京―名古屋間で計画運休などをしていた東海道新幹線の運行を始発から再開した。東北・上越・北陸・山形・秋田と山陽の各新幹線も始発から通常運転となった。南海トラフ地震臨時情報に伴う政府の注意の呼びかけが終了して初の週末とも重なり、東京駅などではお盆のUターンで混雑する見通し。
東海道新幹線は16日、始発から東京―名古屋間で終日運休、名古屋―新大阪間は大幅に本数を減らし、山陽新幹線との直通は取りやめた。東北・上越・山形の各新幹線も一部が運休した。
南海トラフ地震の臨時情報は、宮崎県で震度6弱を観測した8日の地震を受けて気象庁が発表。その後に異常な現象は観測されず、防災上の注意呼びかけは15日で終了となった。
また第3管区海上保安本部(横浜)は17日、主に大型船を対象に東京湾からの避難や、新たに湾に入らないことを求めていた「湾外避難・入湾回避勧告」を解除した。台風7号の暴風域が通過したことが理由。東京湾への勧告は初めてだった。