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共同通信
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政府は24、25両日に東京で開催するアフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合で、女性人材の育成支援を表明する方針を固めた。内戦が続くスーダンなどが加盟する東アフリカの地域機構「政府間開発機構(IGAD)」を拠点とし、和平プロセスで女性が主体的な役割を果たせるよう参画を後押しする。複数の関係者が17日明らかにした。
新たな支援策の名称は「アフリカの角における女性平和人材育成イニシアティブ」。情勢が不安定な「アフリカの角」と呼ばれる東部地域を中心に、紛争予防に携わる女性の役割強化を促し、持続的な平和構築を目指す。
閣僚会合で議長を務める上川陽子外相は、紛争解決や平和構築に女性が参画する「女性・平和・安全保障(WPS)」の推進に取り組んできた。会合や各国外相らとの個別会談を通じ、アフリカ諸国にWPSへの賛同を広めたい考えだ。
閣僚会合では、(1)社会(2)平和と安定(3)経済―を議題とする三つのセッションと昼食を交えた議論を予定している。