障がい持つ女生徒に性的虐待 十代の男子ら、学校のトイレで

 5日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ブルックリン区ブラウンズビルの学校で、学習障がいを抱える17歳の女子生徒が男子生徒たちから性的虐待を受ける事件が起きていたことが同日、ニューヨーク市警察(NYPD)の関係者により明らかになった。
 同区ロット・アベニューの公立第165校、アイダ・ポスナー校で3日、13歳の男子生徒が女子生徒に英語クラスの教師が呼んでいると嘘をつき、6人の男子生徒が待つ1階の男子トイレに連れて行った。15歳の男子生徒にトイレに押し込まれ、14歳の男子生徒との性行為を強要された女子生徒は恐怖を感じ、これに従ったという。男子生徒たちが逃げ去った後、泣いている女子生徒から話を聞いた別の生徒が生徒指導員に報告、生徒指導員が校長と警察に通報した。
 男子生徒のうち1人が携帯電話を持っていたと、被害者の女子生徒が警察に話したことから、その男子生徒が事件の様子を携帯電話などで動画撮影していた疑いがもたれているが、画像は見つかっていない。
 女子生徒と性行為に及んだとされる14歳の男子生徒は性的虐待および強制的接触の罪で、また、15歳の少年は同じ罪に加え不法監禁罪で家庭裁判所に起訴された。

0406