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共同通信
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自民党の石破茂元幹事長は28日、東京都内の講演会で、安定的な皇位継承を巡り女系天皇を容認しているのかと問われ「完全に排除して議論すべきではないと言っているだけだ。容認するとは言っていない」と説明した。
秋篠宮家の長男、悠仁さままでの皇位継承の流れは不変だと指摘。その上で「これから先、本当に日本国民の総意に基づく天皇家が続くために何がいいのか。最初から排除して考えるものではない」と語った。
党総裁選の立候補に必要な推薦人20人の確保については「七転八倒した。多くの候補者が出ると義理や人情、貸し借りが交錯する」と述べ、過去4度出馬した総裁選と比べて最も苦労したと心境を明かした。